蒼と白の境界線
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(第十六巻 602頁)
(Instrumental)
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____海の匂いが
好き
心地良い
潮風が
頬を撫でる
ここから見える
景色が好き
海と空が
同じ蒼で
出来ているから…
揺れる
碧石の首飾り…
それは…
愛しき日々
今でも
よく覚えてる
いつも
肩車して
もらってたよね
パパの背中は
何て
大きかったんだろう…
少女は父親が
大好きだった
父親は勇敢な
船乗りだった
いつも優しかった
いつも笑っていた
海の向こうの話を
聞かせてくれた
少女の
小さな地図は
いつもその話で
いっぱいだった…
覚えてるわ
パパの話
白い鯨を
見てみたい
双子島にも
行ってみたい
潮風にゆられ
どこまでも…
大人達は皆
分かっては
くれない
小さな身体には
収まりきらない
大きな夢があるんだ
私は絶対
船乗りになるんだ…
覚えてるわ
パパの話
歌う海鳥を
見てみたい
珊瑚の樹海にも
行ってみたい
潮風に揺られ
どこまでも…
こんな
晴れた日は
白い紙鳥を
飛ばそう
あの蒼い
水平線の
向こうまで…
何色にでも
染まる<白>は
明日の私だ
<境界線>なんて
何処にも無い
真っ直ぐ<蒼>に
溶け込んでゆけ
どこまでも
どこまでも…
その紙鳥は
潮風にのって
翔んでゆく
どこまでも
どこまでも…
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